自然は生き方のヒントを教えてくれます。
“思い込み”について説明するときに、よくたとえとして話されているのが”太陽と雲”です。
太陽の光が無限に地上に降り注いでいる。
それを遮っている雲、それが思い込み、観念である。
人はみな、それぞれ自分だけの色眼鏡をかけて現実を見ています。
それは人生経験によって色付けされたものであり、同じ現象を見ていても一人一人がまったく異なる現実を見ているということです。
物事について良い悪いを判断しているのもまた、これまでの経験の蓄積により築き上げられたものでしかない。
これを知るだけでも、他人の顔色を過剰に気にして生きるというのがいかに無意味であるかというのがよくわかりますよね。
また、やみくもに他人の言動や行動についてジャッジするのもまた、無意味であることに気づかされます。
なぜなら雲という、自分だけのフィルターを通して判断しているからであり、その人にとってはそれが本当に正しいと思っているかもしれないし、本当は正しいと思っていないのかもしれない。
こんなふうに、他人のことを知るには限界があります。
そこに自分のエネルギーを無駄に消費しなくていい。
自分の人生に集中すれば良いのです。
そのスタイルを貫くことで長期的には自分のみならず、他者に貢献できる存在へと成長していくことができる。
理想の未来に向かって、日々自分をアップデートしていきましょう。
Taichi