時間という概念を用いて、現実を表現するならば過去・現在・未来があります。
もっと具体的に言うと、”現在は未来”です。
砂時計を見てください。
砂は時間のようなものです。
砂が未来から止まることなく流れ落ちてきていますよね。
現在のポジションに時間が止まることはまずありません。
つまり、僕らはいつも”少し先の未来”にいることになります。
今この瞬間も未来を描き続けているのです。
もしそうであるなら、あなたは過去・現在・未来のうち、どこの時点の現実を味わいたいですか?
現在も過去と捉えたとして、過去、つまりこれまでの記憶を頼りに似たような未来を体験したいのですか?
それとも、望む未来を思い描いて、それの実現に向けて歩む未来、実現した未来を体験したいのでしょうか。
この選択に正解も不正解もありません。
ですが、こういったメカニズムを知っておくことで、あなたは本当の意味で望む未来を選択することができるのです。
一度きりの人生。
望む未来を実現させたいのなら、まずは自分がどうなりたいのか。
世間一般的な常識を無視して、小学校の頃の卒業アルバムに将来の夢を書くようなつもりで自由にイメージしてみましょう。
思わず体が勝手に動き出してしまうぐらいまでイメージできたならばもう、すでに達成したようなものです。
まずは無数にある未来のタイムラインから1本の糸を抽出することから始めてください。
Taichi